寒い朝。
債券発行が難しくなり、欧州の銀行はドル資金の調達に苦しんでいる。その結果、銀行融資に資金調達を依存する企業に影響が出始めている。
バーゼル新規制の影響もある。モルガン・スタンレーの試算では、今後数年間で３・３兆ドル分の資産を売却する必要があるという。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/40f27e5c-177f-11e1-b157-00144feabdc0.html#axzz1elp7ahfP
OECDがユーロ危機の伝播リスクを警告している。財政統合に向けたしっかりとしたプランを首脳たちが推し進める必要があるという。ドイツは共通通貨への参加によって、生産性の改善による非常に明確な利益を得た。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/fe2a290c-1798-11e1-b00e-00144feabdc0.html#axzz1elp7ahfP
今週は欧州主要国の国債入札が控えている。欧州危機が深刻化し、順調に消化できるか、不安が高まっている。
今日月曜日はイタリアとベルギーの国債入札。ベルギーは２０億ユーロ弱を５・６６％の金利で販売。イタリアは２０２３年満期の国債５・６億ユーロを７・３％で発行した。
今週は火曜日にイタリア、木曜日にスペインとフランスがそれぞれ入札を予定している。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d03898c2-19b3-11e1-ba5d-00144feabdc0.html#axzz1elp7ahfP
