夏のように日差しの強い一日だった。夜の更新。
ブレーキングニュースで、南フランスの各施設で爆発が起きたとの一報。
http://news.yahoo.com/explosion-nuclear-plant-southern-france-115953676.html
夕方になって、JR北海道社長の失踪のニュースも入ってきた。
国内外とも悪いニュースが続く。特にユーロは正念場を迎えている。
今週、ムーディーズによる格下げが焦点となっているフランス銀行の一角、ソシエテ・ジェネラルの動向。80億ユーロのレガシー資産の売却やコスト削減を進めている。同行の銀行勘定に計上されている欧州圏のソブリン債務は43億ユーロ。
にもかかわらず、同行の株価は15.22ユーロと冴えない。今年初めと比べ、時価総額の半分を失った。
そして、ドル調達の水準を減らしている。
同様の動きはBNPパリバでも行われている。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7950ee16-dd1c-11e0-b4f2-00144feabdc0.html#axzz1XjvNEZrH
欧州銀行がドル調達コストの上昇に苦しんでいる話。6月比で5倍に膨れ上がっている。推計によると、今後数ヶ月で欧州の銀行がローンの返済などで必要なドル資金は5000億ドルにのぼる。しかし、ユーロをドルに換える特別コストが急上昇している。3ヶ月ローンで103ベーシスの上乗せコストがかかる。
特にフランスの銀行、中でもソシエテ・ジェネラルは、ドル資金の枯渇に苦しめられている。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c02bd886-d9fd-11e0-b199-00144feabdc0.html#axzz1XjvNEZrH
先の記者会見でトリシェが激昂して使った「impeccably」という言葉が、早速クルーグマンの修辞に活用されている。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2011/09/paul-krugman-an-impeccable-disaster.html
そのクルーグマンは英国とスペインを比較して、独自通貨を持つバックストップ国がないと、ユーロは数年どころか、数週間で崩壊すると、警告している。
http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/09/11/the-spanish-prisoner/