英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

the tentifada

 日経一面はビル・グロスのインタビュー。
 英国の暴動を「時計じかけのオレンジ」が風刺した社会状況に見立てた論評。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8c42acba-c40f-11e0-b302-00144feabdc0.html#axzz1Urfy2jJA
 先週来の世界的なマーケットの混乱に直面し、バーナンキとトリシェ、2人の総裁がその持つ権力の限界に挑んだ話。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/85ea6768-c4f0-11e0-9c4d-00144feabdc0.html#axzz1Urfy2jJA
 7月14日以降、4週間にわたってイスラエルで中間層の反乱が起きている。インティファーダをもじって、「tentifada」と呼ばれている。テルアビブ中心部のロスチャイルド大通りにはテントが張られ、1980年代初頭のレバノン戦争以来の規模になっている。
 彼らの要求は経済的に圧迫されている中間層の救済。手ごろな価格で手に入る住宅や物価の安定、税制改革、子供政策の充実などを訴えている。
 参加者の不満は、働いても豊かになれない仕組み、税金や住宅の高さ、ガソリン、食料の価格の高騰に向けられている。彼らの両親や祖父母の世代は福祉国家で、年金は充実し、何でもあった。
 日本の中間層もまったく同じ状況に追い込まれていると思うが、唯一の違いは日本では中間層によるテント村はできない点。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/72cc96e0-c4de-11e0-9c4d-00144feabdc0.html#axzz1Urfy2jJA