しばらく、ニュースはなでしこジャパン一色になりそうだ。三連休の最終日。
ストレステストの続報。スペインとイタリア両国の銀行の財務力が最強だった。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/6294a9f2-b098-11e0-a5a7-00144feab49a.html#axzz1SED4XBcK
ギリシャ救済策をめぐり、メルケル首相とECBが対立している。FT紙はトリシェ総裁のインタビューを掲載した。
トリシェ総裁は、デフォルトした国の国債をECBの担保に受け入れることはできない、と従来の主張を繰り返した。
一方、メルケル首相は、新しいギリシャ救済ローンの供与にあたって、債権者は一定程度の負担を負うべきだ、との主張を変えていない。そして、格付け会社は、いま議論されている計画だと、最低でも選択的デフォルトに該当するとの見解だ。
メルケル首相は21日のサミットに、結果が出るなら出席する、と述べている。
もしメルケル首相が言うような民間債権者の一定程度の負担が認められれば、一時的に納税者の負担は軽くなるかもしれないが、民間債権者の財務が悪化し、金融システム負担を沈静化するために、政府による資本増強が必要になれば、結局は納税者のメリットにはならない。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/15259f6e-b08e-11e0-a5a7-00144feab49a.html#axzz1SED4XBcK