英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アイルランド

 曇り。だが、暖かい。

 東日本大震災から3週間が経った。日本の地震関連の記事。自粛ムードが広がる東京の様子を伝えている。これら一連の動きを注意深く省みると、今まで当然と思っていた習慣や考え方に、いかに無駄や無理が多かったを痛感する。生活文化そのものが震災を契機に変わることになるに違いない。
 http://www.ft.com/cms/s/0/3d5df066-5c89-11e0-ab7c-00144feab49a.html#axzz1IHLfKgyh
 ライトは減灯され、エスカレーターが止まり、暖房もスイッチがオフになっている。
 外国人は、にわか仕立ての単身赴任者になっている。妻子を安全な西日本や海外に移しているからだ。
 日本向けの航空機では、スタッフが乗務を嫌がる事態も生じている。放射能に関する被害妄想といえる。
 自宅などで仕事をするモバイルワークも広がりつつある。これで日本の仕事のカルチャーが変わるかもしれない。
 統一地方選は静かな選挙戦となっている。「the new quiet」により、右翼の街宣車も消えた。

 アイルランド問題についてのマネーサプライ投稿。
 http://blogs.ft.com/money-supply/2011/04/01/the-ecbs-lifeline-for-ireland/

 米国では政策当局者から、利上げを示唆する発言が飛び出している。
 http://www.ft.com/cms/s/0/a2e0908e-5bed-11e0-bb56-00144feab49a.html?ftcamp=rss#axzz1IHLfKgyh
 このままコアインフレ率が上昇し続ければ、2011年待つまでに利上げをする必要が出てくるかもしれない。発言の主は、ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁。コアインフレ率が年末までに1.3%まで上昇すれば、利上げの議論が出てくる、という。 
 また、構造的失業率の上昇が懸念されるが、その水準を数字として把握するのは難しいという。さらに、数年で失業率は5〜6%に下がるだろうが、問題は労働参加率だという。