昨夜は随分風が強かったが、今朝は穏やかな朝。ただ、寒さがぶり返した。
今朝の日経新聞は、みずほグループの記事。みずほ信託、みずほ証券を完全子会社化するという。バーゼルの影響がじわじわ出始めたということか。
目先はエネルギー、物価絡みの記事が増えている気がする。
その中で興味深い記事を少々。
スペインで石油消費の節約のため、高速道路の制限速度を引き下げるという。でも、どのくらいの消費量削減につながるのだろう。
http://www.ft.com/cms/s/0/a4d83b90-410c-11e0-bf62-00144feabdc0.html#axzz1EvbWEPpC
時速120㌔から110㌔に引き下げる。実施は3月7日から。
原油価格高騰は、消費者の生活費の増加に直接的な影響を与えている。1970年代のオイルショックの時にも同様の措置がとられた。米国や英国で同じように速度制限がとられた。
スペインの石油会社Respolは、今週リビアにおける生産停止に追い込まれている。リビアの原油輸出の約9%はスペイン向けで、リビア動乱が影響している。
日本の場合、サウジに何かあると、消費側の対応も必要になるのだろうか。
アイルランドの総選挙。中道右派と中道左派の連立政権になる。手始めに、商業用不動産の賃料削減に取り組むことで同意した。
http://www.ft.com/cms/s/0/92c4dbc0-4111-11e0-bf62-00144feabdc0.html#axzz1EvbWEPpC
アイルランドの不動産業界は、この問題で政治家と対立している。賃料上昇のみ可能な契約を穿り返すことは、より一層の資産価値の下落につながると、アナリストは警告している。その結果、年金の投資や外国人の買い手がいなくなる懸念がある。
英エコノミスト誌の最新号はカダフィ。血と石油と題し、迫力ある表紙に仕上がっている。
http://www.economist.com/node/18231320?Story_ID=18231320
アラブの目覚めの教訓とは、何なのだろうか。