英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

債券市場異変

 出先から更新。日中は雨が降ったりやんだり。

 債券市場に異変が起きているという。
 http://www.ft.com/cms/s/0/dfa5ee7c-e08e-11df-abc1-00144feabdc0.html
 米国財務省が初めて、マイナス金利の債券を発行し、ゴールドマンサックスは初の50年債の発行準備に入っている。こうした動きは、金利が歴史的な低水準で推移し、Fedも大規模な量的緩和政策に打って出ようとしている直前のことだ。マイナス金利米国債は物価連動債のことで、0.55%のマイナス金利がついている。
 個人投資家がより高い金利を求める動きも続いており、GSが予定している2・5億ドルの50年債は、金利6.25%の予定だ。
 インフレ連動債は、発行体である米財務省にとってはコスト削減のメリットがあるが、投資家にとっては、インフレ時のリスクがある。向こう5年のインフレ予想は8月の1.13%から1.75%に上昇している。

 CitiのパンディットCEOとBOEのキング総裁がバーゼルⅢをめぐって対立しているというお話。
 http://www.ft.com/cms/s/0/1d392ba0-e071-11df-99a3-00144feabdc0.html
 
 スウェーデンに関するマネーサプライ投稿。
 http://blogs.ft.com/money-supply/2010/10/26/sweden-raises-rates-25bp-but-slowdown-ahead/
 スウェーデン中央銀行のリクスバンクは、レポ金利を25ベーシス引き上げ、1%にした。インフレ圧力は低いが、上昇する可能性があるという。