英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ワクチン格差

 快晴。

 米国におけるワクチン接種で、人種間の格差が浮き彫りになっている。FTの分析によると、ウイルスにひどく観戦されている地域ほど、接種率が遅いペースになっているという。人種間の格差を予防接種においても浮き彫りにしている。

 アフリカ系アメリカ人が多く住む地域では、ワクチンの接種率が低い。

 この傾向は特にシカゴで顕著となっている。

 https://www.ft.com/content/7b0db882-a369-4e32-a86a-eb7fda2a0da0

浮上するインフレリスク

 快晴。

 アセットマネージャーらは、インフレ対策を施したポートフォリオの構築に努めている。

 大手資産運用会社のマネージャーらは、インフレが再びやってくる兆候に不安を募らせている。過去に高いインフレ率だった時期は、株式や債券投資にとって実質リターンの大きな重しになっていた。過去10年間はインフレ圧力が小さかったため、そうした懸念をする必要はなかった。

 しかし、インフレ率が再び上昇するとの見通しが浮上している。政府の支出が増加し、中央銀行による流動性が急増しているからだ。

 アセットマネージャーらはこのところ、顧客からインフレリスクに関する質問攻めに遭っている。そして、インフレリスクに強いポートフォリオを構築しようと急ぎ動き出している。機関投資家の間でインフレリスクへの関心が急浮上しているのだ。

 昨年10月にIMFが出した見通しによると、先進諸国における平均的なインフレ率見通しは年率で1.6%になるとしている。これは2020年の0.8%の2倍である。一方、シティグループの予想によると、今年のインフレ率は2.3%になるという。

 特にこのところ、商品市場において価格が急上昇している。これがインフレ圧力を強めている。

 ブレント原油は現在、1バレル60ドルをつけている。銅の価格も上昇し、1トンあtり8400ドルを超えている。

 https://www.ft.com/content/afc414f9-c6a1-4f37-afab-276d98973a09

イラン核交渉の再開

 イラン核交渉について、バイデン政権が再開させようとしている。ただ、制裁の解除を求めるテヘラン政権が、バイデン政権の提案を受け入れるかどうかは不透明である。

 バイデン政権は木曜日になり、トランプ政権が放棄したイランとの核交渉の再開に向けて動き出した。欧州諸国に対し、参加を呼び掛けている。

 バイデン政権の高官が明らかにした。

 この動きはバイデン政権の公約の中で、もっとも優先順位の高い政策の1つである。

 https://www.nytimes.com/2021/02/18/us/politics/biden-iran-nuclear.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage

債券売りの警告

 快晴。

 マクロン大統領がアフリカにワクチンを今すぐ送るよう、欧州諸国に呼び掛けている。

 https://www.ft.com/content/15853717-af6c-4858-87d4-58b1826895a8

 株高に対し、債券市場は売りの形で警告を発している。投資家は、これ以上の金利上昇は市場に影響を与えかねないと懸念している。

 https://www.ft.com/content/00c99cd2-7f9a-4a37-bb20-ce8d96f2527f

フェイスブックとニュース規制

 快晴。

 フェイスブックは、オーストラリアにおけるニュース配信を禁止することを決めた。メディア法が世界中に広がるインパクトを考慮した。

 フェイスブックオーストリア政府が進める、大手テック企業にニュースの対価を支払うよう求める要請を拒否することを決めた。オーストラリアの規制は世界でもっとも厳しいとみられている。

 https://www.ft.com/content/cec5d055-c2d1-4d5f-a392-a6343beb0b01

深まる共和党の分裂

 快晴。

 共和党の分裂が深まっている。トランプ氏がマコネル氏への攻撃を始めているからだ。

 https://www.ft.com/content/e740a6b3-55b2-44a7-ae6b-bf14ca3b652a

 NYTブリーフ。

 https://www.nytimes.com/2021/02/16/briefing/myanmar-trial-north-korea-australian-open.html

マッキンゼーとオピオイド

 コンサルティング会社のマッキンゼー。米国で多数の犠牲者を出しているオピオイドの販売をめぐり、その販売を促進するようなアドバイスを行っていた。マッキンゼーはこれを受け、約6億ドルの支払いで合意した。

 Purdue製薬に対し、マッキンゼーはアドバイスをしていた。人々が亡くなったり、中毒状況に陥ると、その人数ごとにリベートを受け取るものだ。

 この投稿の主はマッキンゼーOBで、こうしたアドバイスマッキンゼーが行ったことに対し、数十年に及ぶキャリアのプライドが吹き飛んだと告白している。

 https://www.ft.com/content/82e98478-f099-44ac-b014-3f9b15fe6bc6

 これが昨年11月にNYTが報道した記事。

 https://www.nytimes.com/2020/11/27/business/mckinsey-purdue-oxycontin-opioids.html