英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ワイヤーカードになぜ投資家は群がったのか

 晴れ。

 ソフトバンクグループに絡めて問題化しているワイアーカード問題。詐欺の警告音が鳴っていたにも関わらず、DWSやデボン・エクイティ・マネジメントなどの投資家が大規模な投資を行っていた。

 もちろん、ソフトバンクも無縁ではなかった。

 昨年末にかけて、ドイツのジャーナリストが興味をそそるような事実を提示した。ドイツを代表するようなファンド・マネジャーがワイアーカードに狂ったように投資をしているという事実である。

 https://www.ft.com/content/b3d664db-17c3-4648-8c10-b8bd667e290e

パウエル議会証言

 曇り。

 パウエル議長の議会証言が行われた。財政面での刺激策を後退させることに反対し、議会側に警告した。

 仮に財政刺激策をやめれば、コロナウイルスによってもたらされた経済ショックからの回復を危機にさらすことになるという。パンデミックにより、フルタイム、あるいはパートタイムの労働者が2500万人、雇用市場から排除されていると述べた。下院の金融サービス委員会における証言だ。

 火曜日には上院で議会証言し、重大な不確実性が依然として残っていると警告していた。議会では、危機時に実行された毎週600ドルの緊急雇用保険を更新するかどうか、議論が行われている。

 民主党議員は、1月まで延長すべきとの立場だが、共和党は仕事に戻ろうという人の意欲をこの保険が妨げることになるとして延長に反対の姿勢を示している。

 Fedは伝統的に、議会議員の税や歳出に関する議論に関与することは回避してきた。そして、パウエル議長も議会のとる手段について、何ら特定のコメントをしているものではないと言及した。しかし、彼の発言は失業者には何らかの援助が必要であろうという意見を示唆したものだ。

 https://www.ft.com/content/d48b59e3-84d5-4dcb-9b96-a17cfb888ee4

カルパースの挑戦

 曇り。

 ソフトバンククレディスイスのファンドに投資することになった。

 https://www.ft.com/content/6995af3b-5f66-4e1b-9143-1e9daccfc9b4

 カルパース。より高いリターンを求めて、プライベートエクイティやプライベートデットの領域に踏み込む。大胆にレバレッジをかけ、3950億ドルもの規模を持つ公的年金において7%のリターンを目指す。

 https://www.ft.com/content/2a6ec6aa-492e-4e7d-85f8-83789a2bc481