EUは英国に対し、真剣にブレグジットの交渉に参加するよう求めている。交渉が始まるのを前に、言葉の応酬が交わされている。EU側ではフランスとドイツが固い結束を保って交渉に臨む。
月曜日にブリュッセルで３回目となるブレグジット交渉が始まった。EU側の首席交渉官であるBarnier氏は、金融紛争解決のような別個の問題に関わることによってロンドンは時間を浪費していると皮肉った。一方、英国のDavis交渉官は、EUにはより一層柔軟性と想像力が必要だと反論した。
こうしたやり取りから伺えるのは、交渉の進展に対する低い期待である。10月に貿易交渉を動かすには、どんな妥協が必要なのか、英国側は過小評価しているのではないかとEUは評価している。
問題となっているのは、2019年にEUから離脱した後の移行期間の扱いだ。移行期間の期間や条件を、とくにビジネス面に関してより明確にする必要がある。
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