曇。
ヴァージニア州の衝突事件に関するトランプ氏の発言の余波が広がっている。ホワイトハウスによって創設された2つのCEO会議が解散する。トランプ氏の人種主義への対応に抗議した動きだ。トランプ大統領と産業界は密接な関係を保ってきたが、ここへきて決定的な分裂が生じている。
火曜日にトランプ氏が論争的な発言をした後、2つのアドバイザリー会議の幹部たちが、このまま会議に留まるのか議論をした。その後、解散が決まった。
カンファレンスコールを主催したブラックストーンのシュワルツマン社長は、ホワイトハウスやクシュナー氏と話をした。同時に、製造業からなる会議も同様に解散を決めた。
ホワイトハウスの広報担当者はコメントを控えている。
産業界としては、移民や気候変動問題のような論争的な政策に用心深くしていたものの、規制緩和や減税などを進めようと、トランプ氏と密接な関係を築いていた。
ここにきて、産業界もトランプ氏と距離を置きつつある。
https://www.wsj.com/articles/trump-business-advisory-council-to-disband-1502904005