曇。台風の影響で風は強いが、想定したほどではない。
ドル安が続き、そのことが株価や商品価格、新興国市場を押し上げている。
投資家のコンセンサス予想は、ドルが世界中の通貨に対して弱含む状態が続くことだ。このことが米国株式や商品相場に追い風となっている。
ドル安の原因は、インフレ率の弱さとFRBが利上げをするかどうか疑念が膨らんでいることだ。
先週の雇用統計がよかったことを受け、金曜日のドル相場は強含んだ。しかし、WSJのインデックスは今年初めと比べて7%ほど下落した。
昨年の大統領選挙後、ドル高相場が続いた。減税やインフラ投資が経済ブームをもたらすと市場が期待したからだ。しかし、ワシントンにおける政策の停滞は、ドルがさらに下落するとの見通しを強めている。
ドルは世界通貨であるがゆえに、その価値の大きな変化は金融市場を通じて世界に影響をもたらす。
https://www.wsj.com/articles/investors-chase-beneficiaries-of-dollars-decline-1502103600