小雨。
日本もそうだが、米国のFRB議長も来年任期切れを迎える。続投も含め後任選びが始まった。
大統領と議長の関係はその限りにおいては友好的だが、そのことがイエレン議長の再任を意味するとは限らない。トランプ氏の場合は言動が予測不可能である。
昨年の選挙期間中、トランプ氏のFRBに対する批判を耳にし、中央銀行は新政権のもとでたいへんな時期を迎えると身構えた。しかし、実際にはスムーズなスタートを迎えている。
大統領就任から数週間して、トランプ氏はイエレン議長を執務室に招いた。関係者によると、大統領は「良い仕事をしている」と議長をたたえたという。同席したコーン氏が、大統領とFRBをつなぐ要の人物となっている。
トランプ氏がイエレン議長を評価する理由の一つが、イエレン議長がトランプ氏と同様に低金利を好む人物であるとみられているからだ。
WSJが挙げている後任候補は何人かいる。コーン氏やウォルシュ氏、ジョン・テイラー教授らだ。トランプ氏自身は来年2月に任期が切れるイエレン氏の再任を否定していない。
https://www.wsj.com/articles/beneath-the-uneasy-peace-between-donald-trump-and-janet-yellen-1497346203
NYT。過去50年間の大統領とFRB議長の戦争を振り返っている。
https://www.nytimes.com/2017/06/13/business/economy/a-president-at-war-with-his-fed-chief-5-decades-before-trump.html?partner=rss&emc=rss&_r=0