英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

縁故主義政権の誕生

 寒いが快晴。
 毎日のようにトランプ氏の話題で持ちきりである。トランプ氏の娘婿であるジャレド・クシュナー氏が、シニアアドバイザーに就任する。現代民主主義国家というのに、身内で権力を固める王朝の風情が漂う。
 クシュナー氏は幅広い選択肢について影響力を振るうことができる地位に就く。
 クシュナー氏は36歳。幹部の任用など、トランプ氏の政権移行にあたって大きな役割を果たしてきた。しかし、反縁故主義法の潜在的な障害もある。クシュナー氏の起用にあたって、トランプ陣営は法律に違反しないと結論づけた。シニアアドバイザーに就任するにあたって、利益相反にならないよう、資産を売却する必要が出ている。
 http://www.wsj.com/articles/donald-trump-names-son-in-law-jared-kushner-as-senior-adviser-1483990270
 ダウ株価指数が2万を前に足踏みしている。エクソンモービルシェブロンの株価下落が影響した。原油価格は3・8%下落したせいだ。
 http://www.wsj.com/articles/european-stocks-edge-lower-sterling-drops-1483951464