快晴。富士山がきれいに見える。
中国からのキャピタルフライト懸念が浮上する。中国の為替規制当局は銀行に対し、どれくらいの企業が中国から脱出し、世界にオペレーションを展開するのか、突然制限をかけ始めた。今週までは、大手企業が5000万ドル相当の人民元かドルを最低限の書類で持ち出すことは可能だった。しかし、いまは500万ドル相当までの上限が課されているという。
中国は人民元安を招くキャピタルフライトの悪循環と戦っている。中国国家会議は国内企業が海外企業を買収する際に詳細な調査をすることを強化している。その結果、海外買収の遅れやキャンセルが相次いでいる。
http://www.wsj.com/articles/foreign-companies-face-new-clampdown-for-getting-money-out-of-china-1480604271
原油価格が50ドル台を回復した。それを受けて、銀行株のいくつかは危機前に近い水準を回復した。原油価格の上昇が、石油企業のローン支払いを緩和するとの観測からだ。オイルセクターの信用力懸念が薄らいでいる。
http://www.wsj.com/articles/oil-price-rebound-gives-banks-new-reason-to-cheer-1480597201