英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

新国務長官はロムニー

 曇り。今日も天気は下り坂。
 引き続きトランプ政権の人事関連のニュースが相次いでいる。ペンス新副大統領によると、ミット・ロムニー氏が国務長官候補なのだという。ロムニー氏は土曜日にトランプ氏と会談している。ロムニー氏は選挙期間中、トランプ氏のことを「詐欺師」などと厳しく批判していた。土曜日には80分間、トランプ氏とゴルフ倶楽部で話し合った。
 http://www.wsj.com/articles/mitt-romney-is-under-active-consideration-to-be-secretary-of-state-1479654129
 トランプ政権の経済チームについて。2つの大きく異なる考え方があるのだという。サプライサイダー的な考えと、ゼロサム的な思考をする人々だ。貿易政策について、この2つの考え方の違いが明確になる。
 一つのグループは、経済の主流派的な考え方を否定する。貿易赤字を削減することが、米国の政策の何より大切な目標である、と考える人たちのことだ。こうした人々は米国の貿易相手に関税を課し、海外に雇用を移そうという企業に課税することが正しいと考える。
 もう一つは、共和党の伝統的な考え方をする人たちで、課税や規制は好ましくないと考える。ペンス副大統領に近い人々だ。
 http://www.wsj.com/articles/inside-donald-trumps-economic-team-two-very-different-views-1479643204