中国の2016年。正念場である。
グラフにあるように、外貨準備高は減少のペースを加速している。
http://www.wsj.com/articles/crash-course-how-chinas-turbulent-year-derailed-reform-1451714582
エコノミストより。
2016年の心配事はたくさんある。中国経済であり、ブラジル経済の原則であり、米国におけるハイイールドマーケットのクラッシュである。しかし、これらの心配の中に抜け落ちていることがある。
ローフレーションである。米国の債券から導き出される消費者の予想インフレ率は1・3パーセント程度。これはFedの目標とする2パーセントにはとどかない。
世界の富裕国において、インフレが加速する要因はそろっているように見える。労働市場はタイト化している。米国のGDPは2016年、2・3パーセントの成長が予想されている。
一方、新興国は債務問題が再び焦点となりつつある。この問題は始まったばかりだ。中国はその一例は、多くの債務は住宅やインフラ投資に充てられている。
http://www.economist.com/news/finance-and-economics/21684802-inklings-inflation-rich-world-are-outweighed-downward-pressure