英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

スーパー・サーズデイ

 晴れ。昨夜は多少涼しかった。
 米国では来年の大統領選候補たちによる論戦が始まった。フォックスニュース主催のプライムタイムのショーに呼ばれなかった共和党候補たちにとっての争点は移民、ISIS、そしてクリントンファミリーだ。
 典型例が元HPのCEO、カーリー・フィオリーナ氏だ。民主党候補として先頭を走るヒラリー・クリントン氏への対抗意識を燃やしている。しかし、共和党候補に名乗りをあげているのは17人もおり、団子レース状態のようだ。
 過激発言でトップ候補に躍り出たトランプ氏に対し、フィオリーナ氏は鋭い反撃を食らわせた。
 http://www.wsj.com/articles/second-tier-gop-contenders-take-aim-at-immigration-isis-clintons-1438904221
 ロッテグループの内紛。ファミリー企業内部の醜い争いと報じられている。
 http://www.wsj.com/articles/lotte-battle-shows-perils-of-family-control-1438887611
 BOEのカーニー総裁が木曜日会見を行った。市場が予想していた以上のハト派的発言を行い、来年まで利上げが後ずれする可能性を示唆した。Fedよりも利上げに慎重な姿勢を示している。
 BOEの金融政策委員会において、8対1で現状維持が決定された。短期的なインフレ見通しは下方修正されている。今年のインフレ率の見通しは0・6パーセントだったのを下方修正し、0・3パーセントとした。
 物価見通し引き下げの要因は原油価格の下落だ。英ポンド高ももう一つの原因となっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/63cb543e-3c2a-11e5-8613-07d16aad2152.html?siteedition=intl#axzz3i5R2xckV
 「スーパー・サーズデイ」なる言葉が登場している。カーニー総裁の発案だ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/30fdff90-3b65-11e5-bbd1-b37bc06f590c.html#axzz3i5R2xckV