英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

細る対米不動産投資

 朝から雨。せっかくの週末というのに残念。昨夜の錦織君(対ジョコビッチ戦)は残念だった。
 ドル高の影響の一つである。ドル高によって、米国の不動産投資の魅力が外国人にとって低下している。ロシアのルーブルやユーロ、カナダドルに換算すると、米国不動産は非常に割高になっているという。興味深い現象だ。
 フェニックスやマイアミなど、外国人投資家が相場を支えている地域では影響はより深刻だ。
 特に重要なのがカナダ人投資家の動向。近距離フライトで米国のバカンス地にやってきて過ごす投資家は、米国内の住宅市場に大きな影響を与える。
 http://www.wsj.com/articles/strong-dollar-makes-u-s-real-estate-less-attractive-to-foreigners-1431713598
 ロシア経済の成長率は1・9パーセントのマイナスとなった。今年第1四半期の数字だ。過去6年間で初めて、成長率がマイナスとなった。
 ただ、この経済の落ち込みは事前予想よりも小さかった。事前予想において、エコノミストは2パーセントから4・5パーセントのマイナスを予想していた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ec68fb46-fb13-11e4-9aed-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3aG6cbsL0
 フランスのサルコジ大統領が、大統領選への出馬を検討しているという。より右寄りの路線をとると予想されている。フランス国民はサルコジストーリーの続編を見たいのだろうか。
 http://www.spiegel.de/international/europe/nicolas-sarkozy-eyes-return-to-french-presidency-a-1033995.html