英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

Fedと共和党

 快晴。今日は祝日だ。
 プライベートエクイチィのKKRの投資先であるファーストデータ社。長きにわたって利益が出なくて苦しんでいたが、ようやくIPOが視野に入るところまで業績が回復した。
 KKRは同社を2007年に260億ドルで買収した。同社はクレジットカードやデビットカードの決済業務を手がけている。
 それにしても、KKRが投資先の業績を回復させるのに7年以上もかかるとは、ずいぶんな長期投資だ。
 http://www.wsj.com/articles/first-data-reports-first-quarterly-profit-in-more-than-seven-years-1423602902?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 Fedが共和党とのコネクションを強めようとしている。共和党はFedの独立性を制限するような法案を考えており、Fedの独立性を守るためだ。
 Fedにとって今年は2つのチャレンジがある。一つは利上げ。もう一つは共和党の支配する議会で独立性を守ることだ。
 幸いなことに、Fedには唯一共和党の幹部がいる。ジェローム・パウウェルだ。さらに、11月からロビイングのためのリエゾンオフィスを開設している。これらに効果があるのかどうかはわからない。
 http://www.wsj.com/articles/federal-reserve-works-to-cultivate-stronger-ties-to-gop-1423615164?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 米国はユーロ圏諸国とギリシャに対し、交渉をまとめるよう促している。具体的にはルー財務長官が双方に対し、違いを超えて実際的で現実的になるよう求めた。これ以上対立が長引くと、EUそのものを不安定化すると懸念した。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/4d802180-b121-11e4-9331-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ROXGrY00