英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

混迷イタリア

 曇り。昨夜からの雪で真っ白だ。2週連続で週末は雪模様の東京。
 イタリア政治の混迷が続いている。レッタ首相がナポリターノ大統領に辞表を提出した。在任期間はわずかに10ヶ月。このままいけば、来週にも39歳のレンツィ新首相が誕生することになる。レンツィ氏は中道左派民主党の党首。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/46af6174-9582-11e3-8371-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2tM6eOsNh
 ブラジルは昨年後半にセッション入りしていた可能性が濃厚だ。昨年10〜12月期のGDPはマイナス0・2%成長になった模様だ。7〜9月期もマイナス成長だったので、2四半期連続でマイナス成長となる。
 ブラジル率いるルセフ大統領にとって、新たな経済成長モデルの構築が求められている。また、今年はワールドカップサッカーが開催され、後半には大統領選も控えている正念場の年になる。
 ブラジル経済にとって悩ましいのは、成長率の減速とインフレ率の上昇が同時にやってきていることだ。金融政策はインフレに対応し、引き締め気味に運営されている。インフレ率の足元推移は、中央銀行が目標としている4・5%プラスマイナス2%の上限ギリギリで推移している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/926777cc-95a1-11e3-8371-00144feab7de.html#axzz2tM6eOsNh