英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

バーナンキ後の世界

 今週も暑い一週間になりそうだ。
 John Hilsenrath記者による次期Fed議長選びに関する記事。バーナンキ議長の8年間にわたる運営スタイルは、コンセンサス重視の運営だった。地区連銀総裁らに多くの自由を与え、彼自身は表舞台の背後から共通点を見出すことに労力を注いできた。
 バーナンキ議長が去った後のFed内部はより派閥色が強まることが予想されている。新議長は運営のかじ取りで相当苦労するだろう。移行直後はマーケットの混乱もありうる。
 Fed新議長のリーダーシップスタイルに着目した興味深い記事である。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323455104579017213638168086.html?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories
 騒乱が続くエジプト情勢について、サウジアラビアのアブドラ国王が国軍派を支持すると表明した。エジプト国軍の動きに批判的な米国との違いが鮮明になった。
 サウジの国王が外交政策についてテレビで述べるのは珍しい。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323423804579020510228645356.html?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories