曇り。
ニューヨークの株価が上昇した。ドイツの景況感が大きく改善していることがリスク資産の選好度を高めている。株高が続いているのは日本だけでなく、世界的な現象だ。各国中央銀行の超金融緩和、米国と中国の経済指標の改善、そして、ユーロ圏の問題が後退していることが背景にある。企業業績が改善していることも支持要因になっている。
ただ、金融商品ごとに詳細に分析すると、上昇相場はそれほどしっかりしたものではないこともわかる。原油、ドイツ国債、為替。
麻生財務大臣の外債購入発言も取り上げられている。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e9b4549a-7a5f-11e2-9cc2-00144feabdc0.html#axzz2LISRE5vq
そして日銀への圧力が強まる、と題する論考。2%の物価目標や外債購入論が検討の俎上に載せられている。特に外債購入は、為替介入との批判を招きやすい。上記の麻生発言はそれを相当強く意識したものだろう。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2013/02/fed-watch-and-the-pressure-on-the-bank-of-japan-rises.html