今年最後の日は曇り。
財政の崖をめぐる議論はなかなか先行きが展望できないでいる。30日は上院で11時間に及ぶ交渉が行われた。
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財政の崖をめぐる議論は大晦日を迎え、カウントダウンが始まった。議論はふらついており、経済的な環境が不安定な状態は年を超えて続くとの見通しが出ている。
オバマ大統領の当初の提案では、年収25万ドル以上の高額所得世帯への税率を引き上げようというものだったが、上院で現在議論されているのは、その金額を40万から50万に引き上げようという交渉だ。
ただ、仮に上院で合意できたとしても、その案を今度は共和党が多数を占める下院でまとめなければならない。
もし合意に至らない場合、年明け早々から大規模なレイオフが待ち受けている。たとえば、ペンタゴンでは80万人のレイオフが準備されている。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/28d1fd14-5295-11e2-aff0-00144feab49a.html#axzz2GWAUg9ZK
今年1年間で得たOPECの純収入は、過去最高の1兆ドルにのぼるという。指標原油であるブレントが平均で1バレル111・5ドルと高値を続けていたことが背景にある。
そのことを背景にして、サウジアラビアやUAE、クウェートのソブリンウェルスファンドの存在感も増した。
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