英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

10月FOMCの注目点

 秋晴れの気持ちの良い一日。
 オランド大統領とメルケル首相の絆に、亀裂が入り始めているようにみえる。オランド大統領はユーロ圏の足場を固める必要があると考えているのに対し、ドイツは銀行同盟の深化についてモタモタしている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ad222a9a-19ff-11e2-a379-00144feabdc0.html#axzz29pBtk7IR
 来週はFOMC。早くもプレビューが出ているが、大きな政策決定が行われるとは考えにくい。記者会見も経済見通し(SEP)もなく、ステートメントのみ。9月のFOMCとは打って変わり、「snooze」と評されている。
 ただ、注目点がないわけではない。一つは、引締めが始まるときの明確な経済指標のターゲットを設けるか否かだ。時間軸政策の本質にかかわる論点だ。
 さらに、一つしかないコンセンサスの経済見通しをさらに発展させるかだ。
 http://ftalphaville.ft.com/2012/10/19/1220751/early-fomc-preview/ 
 Tim Duy氏の久々のブログ更新。米国の経済指標は好調な数字が相次いでいる。FOMC内の穏健派がQE3について早速後悔を始めているのではないかと指摘している。
 http://economistsview.typepad.com/timduy/2012/10/buyers-remorse.html