英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

逆アウトソース

 昨夜は比較的涼しい夜だった。
 なでしこジャパンは決勝進出。ロンドン五輪もいよいよ大詰めだ。
 先週金曜日の米国雇用統計が、市場のムードを明るくしている。欧州債務危機の緊張感も幾分和らいでいる。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d00b7044-df70-11e1-97ea-00144feab49a.html#axzz22iR8JiTE
 また、新たなスキャンダルが発覚した。スタンダード・チャータード銀行がイラン政府との2500億ドルの取引を隠していたと指弾されている。ニューヨーク州での銀行免許を取り消される可能性がある。同銀行のことを「rogue institution」と呼び、言葉は随分と厳しい。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2a1a42a8-dfe0-11e1-a96a-00144feab49a.html#axzz22iR8JiTE
 インド・バンガロール発の興味深い記事。米国からのアウトソーシング先の受け皿として発展してきたインドが、逆に米国で雇用を増やそうとしているという。しかし、米国のビザ発給が厳しくなり、インド人従業員を米国に移すことがなかなかできないでいるという。
 インドの中規模ソフトウェア輸出業者の一つは、今後5年間で米国に拠点を設け、米国人を雇用していく計画を明らかにした。
 米国から雇用を奪っているとの批判を受けてきたインド企業が、雇用問題がメインテーマの一つである大統領選を前にして逆襲に出ている。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443517104577572930208453186.html?mod=WSJASIA_hpp_LEFTTopWhatNews