先日のFOMCの結果について、改めてまとめ。Tim Duy氏が、今回の決定について不満を抱く5つのポイントを指摘している。
経済指標やイエレン副議長らの講演を聞いていると、QE3への期待を市場が抱くのも無理からぬ点はあった。しかし、Fedは追加QEの結果について、確信を持てないのだと思う。また、経済指標の動きをもう少し見極めたいと思っており、特に労働市場の動きは非常に重要視されている。また、追加緩和の具体的なやり方についても、不確定要素が残っている。
来月6日の雇用統計への注目度は相当高くなりそうだ。
http://economistsview.typepad.com/timduy/2012/06/where-to-next.html
バーナンキ議長の記者会見のトランスクリプト(未定稿)が出てきた。
http://www.federalreserve.gov/mediacenter/files/FOMCpresconf20120620.pdf