英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ロシア大統領選

 曇り。この3日間は、ロシア大統領選、中国人民代、そして米国のスーパーチューズデイと大国の政治イベントが続く。
 そのロシアでは、大統領選をめぐり、選挙の不正の恐れが強まっている。ボランティアの選挙監視団が目を光らせるが、不正の訴えが絶えない。数学者が統計的な調査をしたところ、疑いのある投票は1200万票、約18%にのぼるという。
 今回の大統領選で流動的なのは、プーチン氏が再選するかどうかではなく、どれくらいの不正が出てくるかだ。もし、不正の疑いが相当程度強まると、昨年12月に起きたようなクレムリンに対する抗議活動が強まる恐れがある。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b5c2e9e2-638d-11e1-b85b-00144feabdc0.html#axzz1nsEtkTuO
 今週は木曜日にECBとBOEの政策決定会合が開催される。特にドラギ総裁の記者会見が注目される。ブンデスバンクのワイドマン総裁の書簡や二回目のLTROに関する質問が注目だ。
 http://blogs.ft.com/money-supply/2012/03/02/the-week-ahead-in-central-banking-29/#axzz1o6PP9yVl 
 また、金曜日には米国の雇用統計が発表される。コンセンサス予想は20・4万人の非農業部門雇用者数の増加。失業率は8・3%が予想されている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/03/schedule-for-week-of-march-4th.html