快晴。今日から１１月。気持ちの良い朝だ。
とうとう欧州危機の犠牲者が出た。米国のブローカーディーラー大手、ＭＦグローバルが経営破たんした。欧州ソブリン債に多く投資していたことが響いた。米国の金融機関としては、リーマン破綻以来の大型倒産だ。商品先物取引の顧客勘定がきちんと分別されていない可能性もある。
ＭＦグローバルの破綻がほかの先物業者に連鎖しないか、注意が必要だ。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/138241f6-03dd-11e1-98bc-00144feabdc0.html#axzz1cMpdcHUo
こうなったら国民投票も何もないと思えるが、ギリシャではＥＵ救済策をめぐり、１週間以内に国民投票が行われる。欧州首脳にとっては、青天の霹靂の動きだ。
ギリシャの国内政治は求心力を失い、制御不能の状態に陥りつつある。アテネや他の都市では、ストライキや暴力的なデモ活動が日常的になりつつある。
ところで、パパンドレウ首相の属するPanHellenic Socialist Movement党というのは、どういう主張の政党なのだろうか。社会主義と汎ヘレニズム、というのは具体的にどんな主張になるのか。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/68748490-03f5-11e1-98bc-00144feabdc0.html#axzz1cMpdcHUo
http://www.nytimes.com/2011/11/01/world/europe/greece-to-hold-referendum-on-new-debt-deal.htm?_r=1
バークレイズは、１９％のシェアを保有する運用会社大手ブラックロック株式の評価減を行うことを決めた。同社が取得した当時の株価は２２７ドル。それが９月には１４０ドルに下がった。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/04181cb4-0396-11e1-bbc5-00144feabdc0.html#axzz1cMpdcHUo
