英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

TPP

 今日のNHK日曜討論はTPP。この問題に政府として結論を出す大詰めを迎えている。反対派はTPP参加で食文化が損なわれ、安い労働者が入ってきて雇用が失われ、格差が拡大すると主張する。しかし、キャノングローバル戦略研究所の山下一仁氏がいう「TPPに入ることで日本の主張が世界のルールになる」という主張は説得的だ。
 米国大統領選で共和党候補者は過去30年来の主張である減税を前面に掲げている。一方、オバマ大統領が富裕層に対して、厳しい政策スタンスで臨もうとしている。
 Occupy Wall Street運動は、米国全体に広がる経済停滞や所得の不平等に対する怒りを背景にしている。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b4bff4a2-017e-11e1-8e59-00144feabdc0.html#axzz1bqCWemjB
 明日から始まる週は、重要なイベントが目白押しだ。FOMCとバーナンキ議長の記者会見に始まり、ECB理事会、金曜日には恒例の雇用統計の発表がある。雇用統計のコンセンサス予想は、9万人の非農業部門雇用者数の増加を見込んでいる。