英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

揺れるグラミン銀行

 今日は風が強いが、晴れ。京大入試問題のネット投稿事件は、容疑者が絞り込まれたようだ。
 
 リビア続報。カダフィ勢力が反政府軍への反攻に出たことを受け、米軍によるカダフィ勢力に対する空爆を求める声が出ている。
 http://www.ft.com/cms/s/0/aa2542cc-4428-11e0-931d-00144feab49a.html#axzz1FUJwaXAN
 原油生産施設への被害は出ていない模様だが、原油価格は1バレル118ドルまで高騰している。
 
 グラミン銀行の創設者、ムハマド・ユヌス氏に対し、バングラディッシュ規制当局である中央銀行がユヌス氏の退任を求めている。
 http://www.ft.com/cms/s/0/8a534b48-44c2-11e0-a8c6-00144feab49a.html#axzz1FUJwaXAN
 ユヌス氏の任命は特別法違反だという。ユヌス氏は、首相勢力の怨念の犠牲者だ、という指摘が出ている。首相一派は、マイクロファイナンスについて、貧困救済の名を借りた、貧者からの搾取だと批判している。

 アラブの専制君主国は、モロッコの動向に注目している。
 http://www.ft.com/cms/s/0/18533d14-44f9-11e0-80e7-00144feab49a.html#axzz1FUJwaXAN
 サウジアラビアバーレーン、ヨルダン、モロッコオマーンといった国々。しかし、モロッコは、リビアと異なり、2月20日行われたデモも穏健なものだったという。
 モロッコの47歳の国王は改革派とみなされていたが、現在は改革の遅れを非難されている。