英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

個別銘柄選別は死んだ

 晴れ。
 米国株についての分析。過去20年にわたり、市場で取引されている企業のおよそ半分以上が消えた。1997年11月に米国株式市場に上場されていたのは7355企業だった。しかし、いまは3600に過ぎない。
 データを詳細に見てみると、個別銘柄の選別によるパフォーマンスがあまりよくないことを説明してくれる。1997年11月に戻ってみよう。
 当時小型株は2500以上存在した。2016年の終わりには1200未満が小型株である。これらの大半は2000年から2012年にかけて消失した。
 理由の一つは上場廃止と維持の基準が厳しくなったことにある。ベンチャーキャピタルの資金が若い企業に非上場でも生きていけるよう資金を供給し始めたことも大きい。また、プライベートエクイティファンドが登場したこともある。
 https://blogs.wsj.com/moneybeat/2017/06/23/stockpicking-is-dying-because-there-are-no-more-stocks-to-pick/