英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

貿易赤字版、今回は違うのか

 クルーグマン教授。This time is differentに引っ掛けたタイトルである。米大統領選で話題になっている貿易赤字について論じている。現在は通常のときとは異なり、貿易赤字の意味が異なっていると説く。
 平時において、貿易赤字があると、資本の流入が起き、それが金利を引き下げ、雇用の増加につながる。しかし、もし、貯蓄過剰かつ不十分な需要の世界で生きている場合、金利はそれ以上に下がらない。なぜならすでにゼロに近いからだ。すなわち流動性のワナにとらわれている。
 http://krugman.blogs.nytimes.com/?module=BlogMain&action=Click®ion=Header&pgtype=Blogs&version=Blog Post&contentCollection=Opinion