英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米国の製造業は強い

 晴れ。
 イラクは政治的な混迷の度を深めている。イラクの大統領とマリキ首相との間で衝突が避けられない情勢だ。きっかけは、大統領がマリキ首相の後継として、別の人間を指名したこと。マリキ首相は自分が最適な首相であると主張し、対立が深まっている。
 http://online.wsj.com/articles/iraq-poised-for-confrontation-between-president-and-al-maliki-1407759449
 米国やイギリス・ロンドンで、ブティック系の金融機関が動き始めている。M&Aマーケットにおいて、シェアを確実に高め、現在は3割程度を保持している。こうした動きの背景には金融規制の影響もある。
 フルサービスを提供できる大手銀行の体制が金融規制によって変わりつつあるからだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7de5e8dc-214d-11e4-a958-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz3A87DGKwm
 米国の製造業は意外と強固である、と主張している論文が話題を呼んでいる。
 たしかに、雇用全体に占める製造業の割合は低下している。しかし、雇用の数字だけをみるのでは、製造業の本当の強さを見誤ってしまう。実質付加価値ベースの製造業の力は過去40年、ずっと成長し続けている。また、製造業の成長は広がりがあり、輸送機器や医療機器など、影響が大きい。さらに、生産性も成長し続けているという。
   http://economistsview.typepad.com/economistsview/2014/08/the-us-manufacturing-base-is-surprisingly-strong.html