英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アルゼンチンの新デフォルト危機

 晴れ。
 イラクでは混乱が広がっている。イラク政府は国内の主要都市のコントロールを失いつつある。スンニ派の過激派が主要都市を制圧しつつある。隣国トルコからも、新たな分離主義の萌芽となりかねないと警告を受けている。マリキ政権にとって、正念場が訪れている。
 http://online.wsj.com/articles/iraq-government-loses-control-of-another-key-city-1402925929
 一方、イランと米国がイラク情勢に関して対話を始めた。外交官同士が会ったのはウイーン。核兵器に関する対話の中における、付随的な取り扱いのようだ。
 米国のケリー国務長官は、イランとの共同軍事作戦の可能性も排除しない、と述べた。隔世の感がある。
 http://online.wsj.com/articles/u-s-iran-may-discuss-iraq-at-nuclear-talks-1402922477
 アルゼンチンが新たなデフォルト危機に直面している。米国の最高裁が下級審の判断をひっくり返し、アルゼンチン政府に対し、債権者に支払いをするよう命じたからだ。アルゼンチンの株価は6%下落。CDSは396ベーシスポイントをつけた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c5e28d02-f56a-11e3-be21-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz34qaCcjik