英字紙ウォッチング

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英国:失業のパラドクス

 今日は良い天気だ。
 英国の失業率のパラドクス。英国の失業率は7%を切るところまで低下した。本来なら、中央銀行は利上げの検討を始めても良いタイミングだが、イングランド銀行労働市場にはまだスラックがあると考えている。
 スラックの一つは、フルタイムで働きたいと考えるパートタイム労働者の割合が増えていること。また、より長く働きたいと考える労働者も増えている。
 グラフにあるように、労働者数も労働時間も、英国では急激に増えており、すでに危機前の水準を超えた。
 http://www.ft.com/cms/s/0/05f115e6-c931-11e3-99cc-00144feabdc0.html#axzz2zZ0KeR2v
 英国では不動産価格の上昇ぶりが顕著だ。住宅の一次取得者の借入額年収比率(DTI)が上昇している。
 http://mainlymacro.blogspot.jp/2014/04/house-prices-and-secular-stagnation.html