英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

オバマケア攻撃

 晴れ。
 ウクライナでは自治を求める住民投票が行われそうだ。ウクライナの大統領は住民投票自体には反対せず、の姿勢。ウクライナ東部自治分離の動きが加速しつつあるようだ。
 http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303663604579500971938538690?mg=reno64-wsj
 WTOが世界貿易予測を公表した。予測を上方修正し、今年の世界貿易は4・7%伸びると予測している。米国と欧州経済が堅調であることが大きい。一方、リスクは新興国の伸び悩みとウクライナのような地政学的緊張だ。
 ただ、歴史的なトレンドと比べると、4・7%という伸び率は低い。とくに金融危機前の1990年代と2000年代は平均で年率6%の伸びを示していた。
 注意すべき新興国とは具体的に、インドやトルコなどの経済赤字国。通貨危機の起きたアルゼンチン。そして、外需から内需主導の経済に構造改革を進めている中国。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/fc0f3fbe-c3cf-11e3-a8e0-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz2yoMpvZrc
 オバマケアの責任者に就いたSylvia Burwell氏について。未だに論争が続いているオバマケアを推進できるのかが問われる。オバマ政権は750万人の人が新たに医療保険の恩恵を受けられるようになったと誇るが、反対も根強い。次期HHS長官についたBurwell氏の課題は?
 前任者がやめた理由も、オバマケアへの反対が強いから。だが、新長官になっても反対派の論拠は変わらない。中間選挙まであと7か月を残すばかりとなり、共和党の攻撃の矛先はオバマケアに向かうこと必定だ。
 http://www.washingtonpost.com/blogs/wonkblog/wp/2014/04/11/here-are-the-biggest-problems-for-obamacares-next-leader/