英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

IMF世界経済見通し

 今日も熱暑。
 エジプトの新しい首相に前の財務大臣が就くことになった。有力視されていたエルバラダイ氏は副大統領として、政権入りする。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324867904578595601900247178.html?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories
 混乱の続くエジプトに対し、サウジアラビアとUAEが80億ドルの支援を申し出た。
 IMFが世界経済の見通しを修正した。今年と来年の世界の経済成長率を下方修正。とくに米国の金融緩和縮小が新興国市場の減速をさらに悪化させると指摘した。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323368704578595463725038112.html?mod=WSJ_hps_LEFTTopStories
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/98de27c0-e89c-11e2-8e9e-00144feabdc0.html#axzz2YVF7lAKH
 Fed幹部の情報発信が続いている。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁がペーパーを公表した。マクロ経済モデルをまわしてみたところ、現在の米国経済は大規模かつ継続的な需要ショック下にあるという。もし不確実性のない最適な金融政策を打ち出せば、実質GDPを潜在GDP水準に回復させることができる。そして、インフレ率も長期的な目標水準まで一時的に引き上げることができるという。しかし、金融政策に不確実性を伴う場合、そうした効果は期待できない。
 http://www.calculatedriskblog.com/2013/07/feds-williams-defense-of-moderation-in.html
 過熱が指摘される中国の信用供与の実態。これをみると、クレジットはブームを来しているが、中国の実態経済そのものはそれほどのブームではないことが示されている。
 http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2013/07/chinese-credit