英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アルゼンチンの怒り

 三連休の初日は冷たい雨。年末が近づき、あれやこれやと身辺が忙しくなってきた。
 FT電子版のトップには、過去24時間のニュースフィード欄ができた。便利である。
 アルゼンチン政府がヘッジファンドに対し、13億ドル支払うよう認めた米国の裁判所の決定について、アルゼンチンが「法的な植民地主義の一種」だと批判している。アルゼンチンがハゲタカと呼ぶヘッジファンドに支払うより、アルゼンチンがデフォルトを選択するかもしれない懸念が強まっている。
 アルゼンチンといい、ギリシャといい、「recalcitrant coutries」(反抗的な国々)とその債権者の関係はこれから一層難しい問題になる、と問題提起している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2b1eb9f0-34d0-11e2-8986-00144feabdc0.html#axzz2D0EHcLR0
 英国では、イングランド銀行のキング総裁と、次期総裁候補として有力視されているポール・タッカー副総裁が、銀行制度改革をめぐって意見が対立している。具体的には、リテールバンク部門と投資銀行部門の分離をめぐる意見対立。キング総裁のほうが、よりラディカルな改革を求めているようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/60bcc45a-34ab-11e2-8b86-00144feabdc0.html#axzz2D0EHcLR0