晴れ。
QE3が発動された。声明文は以下の通り。
http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20120913a.htm
MBSを毎月400億ドル買い入れる。額の上限はなく、労働市場が改善するまで継続する。現行のツイストオペプログラムと並行して、今年いっぱいは毎月850億ドルのペースで資産を買い入れていく。
フォワードガイダンスは2015年半ばまで延長した。
QE3発動を受けて株価は上昇した。
Fedのバーナンキ議長は、「回復を早めるためのものだ」と解説している。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ee95102a-fdba-11e1-8fc3-00144feabdc0.html#axzz26CxGWCaM
Calculated Risk氏は、予想以上の強い動きだ、と評価している。しかし、バーナンキ議長は、金融政策は万能ではない、と付け加えることも忘れなかった。
CR氏は、フォワードガイダンスについては、「after the economic recovery strengthens」まで続けるというくだりがポイントであると指摘している。
また、今回の緩和は経済が新たに弱い部分が出てきたからではなく、回復のペースを速めるために行うのだと強調されている。
もう一つのポイントは、労働市場と緩和を直接結びつけた点。
http://www.calculatedriskblog.com/2012/09/analysis-bernanke-delivered.html