英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ジャクソンホール・プレビュー

 今日のジャクソンホールにおけるバーナンキ議長の講演について、内容を予測する記事が出ている。
 WSJFedウォッチャー、Hilsenrath記者はバーナンキ議長が後世どういう評価を受けるかの分かれ目に立っている、と述べている。それはどちらの評価も芳しいものではなく、高い失業率を前に何もしなかった議長、という評価か、金融緩和をし過ぎてインフレや金融不安定を引き起こした議長である、という評価とのジレンマである、と。
 ただ、Calculated Risk氏は、バーナンキ議長は後世の評価を気にするような人ではない、としたうえで、ジャクソンホールではいわゆるQE3をアナウンスしないと予測している。発言のカギは、経済認識と成長率見通しである。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/08/wsj-bernanke-jackson-hole-speech-preview.html