英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米消費者物価

 7月の米国の都市消費者物価指数(CPI-U)が公表された。季節調整前の全品目の上昇率は1・4%で、6月の1・7%から落ち着いた。
 http://www.bls.gov/news.release/cpi.nr0.htm
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/08/july-update-early-look-at-2013-cost-of.html
 消費者物価指数が落ち着いていることによって、Fedの金融政策に政策対応余地が出ている。タカ派のインフレ懸念より、ハト派のデフレ懸念のほうが現状では妥当であるようだ。
 ただ、気がかりな点がいくつか。その一つがガソリン価格の高騰で、通常は需要回復のシグナルと受け止めるべきなのだが、今回は供給サイドの要因が大きい。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2012/08/fed-watch-data-dump.html