英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

the backlash to austerity

 月曜日のマーケットのキーワードは、「the backlash to austerity」。
 欧州各国の国民は財政再建に飽き飽きしてきたようだ。だが、残された選択肢はそれほど多くない。 
 国債を発行して経済刺激策という「麻薬」に走りがちになる。財政再建を持続させることがいかに困難かを象徴している。 http://www.nytimes.com/2012/04/24/business/global/europe-caught-in-vise-as-austerity-weakens-economy.html?_r=1&hp#
 フランス大統領選をみると、欧州における財政再建の動きに対する反動が出たといえる。
 オランダでは内閣が総辞職した。
 両国に共通して言えるのは、財政赤字の削減目標に反対する小政党が世論の支持を得ていることだ。フランスのオランド候補は、ドイツ主導で締結された財政協定の再交渉を示唆している。
 財政協定練り直しとなると、金融市場は大荒れになるだろう。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3872fd76-8d39-11e1-8b49-00144feab49a.html#axzz1seMVNGi6