英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

プーチン大勝

 晴れ。穏やかな朝。
 新築住宅が足りない。それが次の住宅危機を招くという。
 https://www.wsj.com/articles/american-housing-shortage-slams-the-door-on-buyers-1521395460
 皮肉なことに、対ロシア制裁がプーチン氏の圧倒的な勝利を呼び込んだ。プーチン氏の得票率は76%に及んだ。
 日曜日の投票でロシアのプーチン大統領が再選された。英国による外交的な攻撃がプーチン氏信任に一部つながった。プーチン氏の選挙広報者は「英国にありがとうを言わなければならない。8〜10%は、我々の予想よりも得票率が高かった」と述べた。
 https://www.ft.com/content/efab0a30-2ad4-11e8-a34a-7e7563b0b0f4

金融政策の新分類

 金融政策の枠組みを新しく分類しなおしたもの。
 https://voxeu.org/article/new-classification-monetary-policy-frameworks
 ドルの停滞、と題するアイケングリーン教授の論考。
 経済コメンテーターは将来、相場がどうなるか、というよりも、過去の為替相場の動きを正当化することが得意である。そこで、過去1年間のドル安がなぜ起きたのか、説明したい。
 トランプ政権が誕生して1年が経過した。この1年で起きた大きなことの一つがドル安である。ブロードベースの実効為替レートは、2017年1月からの1年間で8%下落した。
 減税と利上げの組み合わせは、レーガン大統領時代のようにドル高を招くはずである。本国回帰を狙った税制改正も、ドル高要因のはずである。
 しかし市場は、こうした論理を否定した。
 https://www.project-syndicate.org/commentary/what-explains-dollar-weakness-by-barry-eichengreen-2018-03