英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

Twitter、広告主獲得で大苦戦

 晴れ。

 米国の中間選挙。上院は民主党過半数に近づき、下院は共和党に傾いている。民主党は金曜日の夜、鍵となる州であるアリゾナ州上院で勝利をおさめた。競合が続く下院では、まだ行方が見えない。

 上院の行方はネヴァダ州次第となっている。ネヴァダではまだ開票が始まっていない。共和党は下院でわずかな差でリードしているが、多くの勝敗を決定づける州ではまだ勝敗が固まっていない。

 https://www.axios.com/2022/11/09/midterm-election-results-2022-senate-control

 ツイッターの広告事業をめぐる動き。ツイッターから広告主が逃げ出している。彼らを引き戻すのにイーロン・マスク氏は苦労しそうだ。

 マスク氏による440億ドルの買収から2週間が経ち、ツイッターへの出稿を抑える広告主が続出している。これはTwitterに経済的な圧力となってのしかかっている。引き留め策がきかず、とにかく広告主は離反している。

 ツイッターは長期契約の交渉時期に入っている。この取引は米国の広告収入の3割を占める。しかし、交渉は多くが始まらず、停止したままになっている。その理由は、ツイッター社をめぐる環境の不確実性とツイッターの広告担当部門で幹部が相次いで退社している混乱である。

 https://www.wsj.com/articles/twitters-advertising-exodus-accelerates-despite-outreach-from-elon-musk-11668262920?mod=hp_lead_pos3