晴れ。
コロナウイルスの急増を理由に米国株が大きく下落した。1カ月ぶりの下落幅である。選挙前の財政刺激策についても、与野党間で進展がなかったことも響いた。
S&P500指数は2.9%落ち込んだ。最新の感染情報によると、コロナウイルスの封じ込めはできていない。しかし、最終的にS&P指数は1.9%の下落にとどまった。下院民主党のペロシ議長が財政刺激策の取引について楽観的な発言をしたからだ。
株式市場の売りは幅広い。経済的に敏感なセクター、たとえばエネルギーや金融、産業グループなどは売り圧力が強かった。
ヨーロッパ市場にとっても月曜日は厳しい一日だった。フランクフルトのベンチマーク指数は3.7%落ち込んだ。ドイツのSAP決算が悪く、22%もの下落。これは1990年代半ば以来の落ち込みである。
SAP株が大きく落ち込んだ理由は、新たなロックダウン政策が同社のサービスに対する需要を落ち込ませるからだ。
https://www.ft.com/content/770938ee-c511-4332-968c-c290dd89cc33
NYTブリーフ。アントグループがアリペイのIPOを計画している。資金調達額は約340億ドルにのぼる巨額IPOだ。今後数週間で香港と上海の市場に上場される。
https://www.nytimes.com/2020/10/26/briefing/ant-group-alipay-ipo-chile-constitution.html