英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

軟調な米国株式市場

 米国の株式市場は今週、4週連続の下落となった。

 金曜日は上昇に転じたが、投資家らは欧州におけるコロナ第2波に直面している。米国においては議会が追加の財政刺激策を通過させるか、不透明感が出ていることが弱気の原因になっている。

 S&P500指数は金曜日、1.6%の上昇で引けた。テクノロジーセクターが主流のNasdaq指数はさらに上昇した。金曜日は2.3%の上昇。1週間では1.1%の上昇となった。

 しかしながら、欧州情勢はマイナス要素として効いている。コロナ感染者数の増加が再び始まり、株式市場は今週、幅広く売られた。政策当局者からはロックダウンという手段が語られるようになり、ユーロ圏市場における経済指標は経済回復の遅れを示唆するような、失望させるものだった。

 https://www.ft.com/content/0c1c831b-5b97-47f5-a1c1-ed7d092372fc