晴れ。
イラクの米国大使館が襲撃された。襲撃者らは「アメリカに死を」と叫んでいた。
トランプ大統領はデモ隊が大使館の外壁を壊して乗り越えた後、イランを非難した。米軍がイランの支援を受けた軍事組織を空爆した後、両者の緊張が高まっている。
31日にバグダードにある厳重に警戒された米国大使館へ、抗議者たちがなだれ込んだ。そして、24人が殺害された米軍による空爆に対し、火を放って抗議した。
数千人もの抗議者が「アメリカに死を」と叫んだ。そして、岩石を投げつけ、イラクから米国が撤退することを求めた。
群衆が世界で最大規模の大使館周辺で無期限の寝泊りを続けており、状況は依然として燃えやすい状況であり続けている。バグダードでもっとも厳重に警戒されていたエリアで火をたくことができたことは、イラクの治安当局による暗黙の許可が最低限存在したことを示唆している。
写真は大使館の窓をパイプを使って破る抗議者たちの姿が映し出されている。
トランプ大統領は、米国大使館における、次々と展開する混乱に直面し、イランに対して非難の言葉を浴びせかけた。いつものようにツイートで、彼らは非常に大きな代価を支払うことになる、と。
米軍は即座に750人からなる追加の軍をこの地域に展開した。トランプ氏は長らく、中東地域における米国の紛争を終了させるよう求めてきた。しかし、この地域から米軍を撤退させることには躊躇してきた。
ポンぺオ国務長官は、イラクの首相と大統領に個々に電話をかけ、米国はこの地域の人々を守ることをはっきりさせた。
国務省は、大使館の人員は安全であるが、大使館から脱出させる計画はないと説明した。
米軍による日曜日の空爆は、結果として、イラクにおける政治的危機としてはここ数年でもっとも米国にとって深刻な結果をもたらした。イラクにおける5回の空爆はイラクの主権を侵害するものだと受け止められた。