英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

GPIF、株式レンディングを中止

 晴れ。

 投資家グループが企業に対し、グローバルな税負担状況を開示するよう求めている。

 ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントなどが、操業している国ごとに納税額がいくらかを企業に開示するよう求めている。

 これらの投資家は、法人税の新しい基準づくりを支援しているNGO団体を支援している。近年、アマゾンやグーグル、フェイスブックのように、国際的な企業が支払う税金の額について、市民の怒りが出ている。

 今回の要求は、国のごとに納税額を開示させることで、透明性を企業に求める狙いがある。同時に、企業ごとに税務戦略を開示することも要求している。

 https://www.ft.com/content/d84eeafc-16c6-11ea-9ee4-11f260415385

 GPIFについて。GPIFは火曜日に、いわゆる株式レンディングを中止することを決めた。ESG投資の観点から、空売りを限定することが目的である。

 この動きに、イーロン・マスクが賛同している。マスク氏率いるテスラはたびたび、空売りの対象となる銘柄だからだ。

 https://www.ft.com/content/abffaae8-162d-11ea-8d73-6303645ac406