投資家らは今年になって、米国のレバレッジドローンファンドから330億ドルの資金を引き出した。金利が低下し、このアセットクラスに対する信認が弱まっている証拠である。
投資信託やETF投資家は、レバレッジドローンから資金を流出させている。
レバレッジドローンは、債務の多い企業から作成されている。LBOで非公開化した企業も含む。レバレッジドローンの金利は変動金利で、金利低下局面では投資妙味がなくなることを意味する。
過去数週間で、5つのローン計画が延期された。米国の原油パイプライン企業やマーケット会社、ソフトウェア会社などだ。投資家の需要が芳しくなく、当初のローン計画を縮小させた。
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